ひとつのライブについて

人生の中で、絶え間なく表現者でいられるのは、ごく一部の恵まれた人だけだ。

私は偶然が重なって今、表現者の端くれでいるけれども、これは期限付きの短い幸運だとわかっている。いい夢だなあと思いながら、もう明け方の明晰夢。起きる直前で必死に味わっている。

よく「ライブ頻繁にやってますね」と言われるけれども、近々ではもう数少ない花火なので、一つ一つ大事に思っているし、毎回違う世界でやっている。それぞれがその一瞬しかない特別な時間だからだ。正直、毎回死ぬ気でやっている。

同じ場所で、同じ夢に関わった人は私にとって大事な人であるし、お互いに幸せな仲間だと思う。そういった方々からの反応や言葉はみんな覚えているし、私をかたち創っている。

本当にありがとう。さようなら、一つの夢。

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